いっしょにちがおうプロジェクト 「Re」

プレゼンテーションで決定した「TOFT-FUROSHIKI」が製品になるまでをご紹介します。





work 01

2020年9月初旬


いよいよ本格的な商品開発がスタート。
アソボーゼではマネージャー、ものづくり課に加え普段モールの管理やページ作成をしているweb企画課のスタッフも一緒に意見を出して商品を作り上げています。


スタートアップ

まずは改めてターゲットや使用シーン、自分だったらどんなものを包みたいかをミーティングで再確認します。
私たちはリモートワークに集中できる環境を求めて宿泊施設に連泊するワークスタイルに着目。旅行とは異なり長期間の滞在になるので、ドライヤーやアロマ、コンパクトな体重計など、家にいる時と同じ暮らしをするためのアイテムをホテルに持ち込む人が増えているのでは、という意見が出ました。




work 02

2020年10月初旬


サンプル作成 → 検証

サンプル作成では以下の3点の基準を設けて進めていきました。
・多種多様なものを包める事
・不器用でも大丈夫
・コンパクトに収納できること
生活の中の様々な「包む」を探すため、サンプル作成→検証を繰り返しました。




▲合宿中に作成したサンプル。四角い状態から真ん中に折り畳んでゴムで留めます。



▲2辺を縫製したファイルのような形。包みやすさはそこそこよかったのですが、すぐに片側から物が溢れてしまいました。



▲不器用な方でも包みやすい、ティッシュケースのように袋の真ん中から出し入れができるタイプ。長細いものには不向きでした。



仕様決定

最終的に合宿の際に作成したサンプルに一番近い形に決まりました。写真では分かりにくいかもしれませんが、初期サンプルから包み方や緩衝材の有無、サイズ感などを改善しました。







work 03

2020年11月下旬


工場さんとの打ち合わせ

使用する生地や部材の確認、量産するための製造方法、納期等工場さんと決めていき、製造する為のサンプル作成をお願いします。





サンプルアップ

12月頭、工場さんから1stサンプルが届きました。
鞄だと商品化まで3~5回ほどサンプル作成と仕様修正を繰り返すのですが、今回は仕様がシンプルだった事もあり1stサンプルの段階でほぼ完成に近い状態で仕上げていただきました。







work 04

2021年1月


ネーミング

今まで「TOFTFUROSHIKI」として進めてきましたが、もっと分かりやすくキャッチーなネーミングへ変更する事に。
この商品は「包む」がキーワードなので「風呂敷」を「ラップ」に置き換え、「TOFTWRAP (タフトラップ)」に決定しました。




ページ作成

ページ作成では、まず商品の魅力を大きく5個に絞り、それを分かりやすい文章と写真で伝えていきます。




▲ページのラフスケッチ。このスケッチもとにページ作成と撮影を進めていきます。




最後に



使わない時はコンパクトに収納、どんなものでもカタチに合わせて包める「ふろしき」をヒントに、できるだけデジタル機器に馴染むシンプルなものをデザイナーと一緒に考えました。

大切なカメラを包んだり、カバンの中で散らかりがちなガジェットをまとめたり、仕事やプライベートの中で大切なものを自由自在に包んでみてください。








「Re」のプロダクトシリーズ

ここまでは「TOFTWRAP」のご紹介をしてきましたが、その他の4つのブランドではどんな商品ができあがったのかを簡単にご覧頂きましょう。